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基礎から学ぶパイプラックについて

自分でどうすると心を決めれば、解決法がおのずと浮かびあがることもある。 たとえば、ある友人はつい最近他界した長年の友人のレコード・コレクションを譲り受けた。
そして彼女はそのレコード・コレクションを売却することにした。 お金のためではない。
彼女はレコードを大切にしてくれる人の手に渡したいと考えたのだ。 タウン誌をめくっていると、いったん売ると心に決めた彼女の目にレコードコレクターが載せた広告が飛び込んできた。
ふだんなら見向きもしない広告だっただろう。 そして彼女はその広告主にコレクションの一部を売り、さらにその広告主がコレクションの残りに興味があるという別のコレクターを紹介してくれたのだった。
おぼえた整理の鉄則は、どんな部屋にもなにモノにもあてはまる。 とはいえ、ちょっと油断したすきに乱雑になってしまう部屋もある。
寝室、バスルーム、キッチン、屋根裏部屋、さらに地下室などは、いずれもモノがたまりやすい場所である。 とくに屋根裏部屋と地下室にしまったモノはいつしか死蔵品になる。
しかし、そういった場所も心がけしだいで古いエネルギーをためこむガラクタ貯蔵庫にならない。 おなじく、物置も「その他もろもろ」のカテゴリーに属すものを放り込んでおく都合のいい場所になりがちだ。
そうなると要注意。 逆に、以上にあげた場所が片づいていれば、それはあなたの家全体、そして人生全般に整理の哲学が浸透していることをくっきり表す。
現代人は主寝室を文字どおりあらゆる用途で使っている。 睡眠をとる神聖な場所としてはもちろん、ダイニング兼ホーム・オフィス、さらに洗濯物を仕分けたりアイロンをかけるのにも使う。

けれどわたしは、寝室は心を落ち着かせ、また愛をあたためる場所としてだけ使いたいと思っている。 ひとたび生活整理を終えたら、寝室には必要最低限の家具とよりすぐったモノたち以外はおかないよう主張したい。
寝室にあるものはすべてからだを休め、気持ちをリラックスさせ、そして愛をはぐくむことにつながるものでなくてはいけない。 本、雑誌、テレビ、書類、もしくは思い出の品々などは、たとえ散らかし放題でなくきちんと収納されていても、寝室におく必要はない。
よほどの場合や特別な機会に一時的によばれる程度にすべきだろう。 そうでないと、美観からいっても気の流れからいっても邪魔なだけだ。
こう言うと、極端にすぎると思われるかもしれないが、自分と誰かのための聖なる空間であれば、かようにあってよいはずだ。

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